「うちの働く女子たちかっこええやろ?」から始まった【写真集-鉄工女子プロジェクト-】
- KEIGO KAWAIDA

- 11月28日
- 読了時間: 3分
更新日:4 日前
今回、撮影指導、そして写真集制作のご依頼いただいたのは大阪の堺市にある鉄工所の社長をしている【なみちゃん】。弊社が運営している「最速!フォトグラファー養成講座」の5期生として参加していたメンバーでもあります。
なみちゃんが代表を務める『ムラカミ鋼管』という会社は、創業59年を迎える歴史ある会社で、あらゆるパイプを切断・加工してお届けする鋼管の切断に特化した会社です。

皆さんは
『製造業』『鉄工業』
と聞くとどんなイメージが浮かびます?
どこか【きつそう、危険そう、男っぽい仕事】
そんなイメージがありませんか?
そんなイメージがつきまとう製造業において
ムラカミ鋼管は他の鉄工業者とはちがう“異質な部分”があるんです。
それは・・・
『女子がたくさんいる』
しかも
『イケてる女子が』
大阪の堺といえば、こってりな大阪のイメージが強く、ひょっとするとあんまり治安が良くない。そんな印象を持っている方も少なくないと思います。
そんな堺の町工場に
『イケてる女子がたくさんいる』
どうです?
写真好きな皆さんにとって、そそるイメージが浮かびませんか?
作業着を着た女性社員が、鉄のパイプを扱う様子。
鉄と油の匂いがする工場の中で、真剣な眼差しで仕事をする姿。

どうでしょう?


かっこよくないですか?
こんな、ちょっとドキッとするような1枚も。

実はムラカミ鋼管の社員41名のうち
【およそ46%が女性】
なみちゃんいわく業界の中でも圧倒的に高い数値です。
なぜ、この町工場にこれだけの女性が集まったのか?
女性がどのように鉄工業で働いているのか?
そもそもなみちゃんがなぜ鉄工業の社長をしているのか?
これらについては今後のブログでお話していくとして。。。
危険が伴わないとは言い難い業種であり
鉄と油の匂いが立ち込めるガテン系の職場に
『かっこいい女子がたくさんいる』
それを知った僕は
『これは撮るしかない』
そう直感で思ったんです。
そして何よりも僕がなみちゃんを本気でサポートしたいと思ったのは
女性社長として20年あまり会社を支えてきたなみちゃんの
「製造業における女性従業員のイメージを覆したい」
という強い想いでした。


製造業という仕事は、消費者の僕らには縁がなく
働いてる姿さえ、何を作っているのかさえ分からない。
お昼休憩時に堺に蕎麦屋さんに行く途中も、なみちゃんがどこに「パイプ」が使われているのか教えてくれた。
小さいものだと、ボールペン。
大きいものだと、建造物。
ありとあらゆるモノの中になみちゃんたちが切断・加工して届けているパイプは使われていた。
きっとみなさんの持っているものの中にも「パイプ」がたくさん隠れていて、その商品はパイプ無しでは成り立たない。
見えないところから、僕らの生活を根底から支えているものが製造業なのだと少しだけ体感した。
そこでの仕事は当然楽ではないことは見てすぐにわかる。
音も大きいし、独特の匂いもある。
だけど軍手を真っ黒にして働くその姿は、やはりカッコいい。
なみちゃんはそれをどうにか伝えたい、もっと陽の目を浴びてほしいという。
そこで写真に出会い、何かできないかと僕に話が持ちかけてくれた。
「うちの女子たちかっこええやろ?」
写真で伝えていこうと思う。
これからどんな写真が生まれていくのか?
ぜひお楽しみに。

モノづくりは真剣勝負です。一つ一つの部品に役割があり、そこに瑕疵があるとその部品だけではなく、その部品が使われる製品そのものがダメになる。だから少しの異常も見逃せません。
だから真剣な表情になる。そしてそれが絵になる、と思います。
楽しみですね。
なみ社長さんの熱い想いがビンビン伝わる。写真集楽しみにしています♪
出来上がるが楽しみです!😆
是非販売して欲しいです!
大変な仕事だけど めっちゃかこいい‼️ 写真集ナイスな👍な、アイデア‼️です。写真集と共に、もの作りニッポンも✊‼️復活して欲しい。
確かにカッコええ女子ばっかやねぇ。
社長のなみさんも力強くもありお綺麗ですね。
キラキラしてる皆さんを見たら、そりゃー撮影したくなりますね😆
写真集とはナイスなアイデアだと思います👍