top of page

【実践指導】クリップオンストロボ1灯で実現する、料理写真ライティングの基本!

  • 執筆者の写真: KEIGO KAWAIDA
    KEIGO KAWAIDA
  • 7 日前
  • 読了時間: 4分


今回は、写真上達コーチング受講生のアラタさんからのご依頼で、

福岡の飲食店へ料理写真のライティング出張指導に行ってきた。



今回の目的はシンプル。

「1日で、最低限“仕事で使える”料理写真のライティングを身につけること」。






アラタさんは、これまで自然光を中心に撮影してきており、カメラ経験はあるものの、ストロボを使ったライティングは完全にゼロからのスタートだった。



一発目なので機材も最小限。

【クリップオンストロボ1灯のみ】


コンパクトで、手軽で、それでもちゃんと美しいライティングを目指す。




まずは「迷わない」ためのカメラ設定から


みなさんどうだろう?

このブログを読んでいるあなたも、毎回ポートレート撮影時にテンパっていないだろうか?



ポートレートや料理撮影の現場で、毎回設定に迷ってしまうと、それだけで集中力が削がれてしまう。



そこで今回は普段に撮影現場において

「この設定にしておけば、まず大きく失敗しない」

というデフォルトのカメラ設定を解説。



特に重点を置いたのは、

カスタマイズ設定の最適化。


・ミスを最小限に抑える考え方

・どの指でどの操作をするか?

・撮影中に迷わないボタン配置


“正解を覚える”のではなく

カメラに任せることで、安定して再現できる状態を作ることを大切にした。


【動画】あまりに撮影が簡単になり感動するアラタさんw


オンカメラライティングで「暗い室内」を攻略する


次に行ったのが、

クリップオンストロボをカメラの上に取り付ける

オンカメラライティングの実践。


想定するシーンは、暗めの室内やイベント会場など、

「画質を上げたいけど、暗くて露出確保が厳しい」現場。


まずは、

・ストロボ光と定常光の違い

・それぞれの役割

・シャッタースピードと露出の関係


こうした基礎を、

実際にカメラを触りながら体感してもらった。


【動画】オンカメラライティングの指導風景

理解できる部分を1つずつ確かめながら

段階を踏んで触りながら学ぶ。


アラタさんも

「え、こんな簡単なんですか!」と驚いてくれて

ストロボに対する苦手意識が一気に薄れていった。



メインは料理撮影。1灯でここまでできる


そして今回のメインである

料理写真のライティング実践。


使用するのは、

クリップオンストロボ1灯のみ。



カメラからストロボを離して発光させる

【オフカメラライティング】を使いながら、

料理撮影の基本を一つずつ確認していった。


アラタさん初のオフカメラライティング
アラタさん初のオフカメラライティング

現場で写真を細かく確認するための

『テザー撮影』の方法も実践してもらった。


現地でクライアントさんに写真を確認してもらえるため、こちらも必須のスキルとなる。


テザー撮影の実践
テザー撮影の実践

いよいよ実際に商品の撮影に入る。


被写体は、おでんとラーメン。

生ものであり熱いので時間との勝負となる。



・料理の準備と配置

・盛り付けの考え方

・どこを一番おいしそうに見せたいか

・光の向きと影の出方

・印象を変えるためのライティング操作

・絶妙なピント位置の微調整



さらに、

スープを注ぐタイミングや、

一番おいしそうな瞬間をどう切り取るか。


麺も一本ずつ微調整
麺も一本ずつ微調整

スープを注ぐタイミングが大事
スープを注ぐタイミングが大事

食材は個別に準備してから盛り付けていく
食材は個別に準備してから盛り付けていく

【動画】ピント調整の細かさに驚く様子

撮って、確認して、調整して、また撮る。

完全に現場目線の指導だ。



ゼロからでも、ちゃんと形になる


アラタさんは、

この日がストロボ初利用。



それでも、撮影が進むにつれて、少しずつ写真の変化を汲み取り、微調整できるようになっていった。



はじめて撮影した写真がこちら↓


おでん盛り合わせのイメージ写真
おでん盛り合わせのイメージ写真
ラーメンのアップ
ラーメンのアップ
背景のグラデーションがポイント
背景のグラデーションがポイント

まだ改善点はあるものの

もう十分にお金をいただいて撮影をスタートできるレベルになった。




「ストロボって、もっと難しいものだと思ってました!」

そんな言葉が印象的だった。


大事なのは、機材のスペックでも多さでもない。


必要なことを、必要な順番で、

ちゃんと基本から体で覚えること。


それができれば、

最小限の機材でも、仕事で通用する写真は撮れる。



リアルな現場で学ぶということ


アラタさんのなぐり書きメモ
アラタさんのなぐり書きメモ

今回の福岡での出張指導を通して、

改めて感じたのは、



リアルな現場で学ぶことによる

上達スピードと熱量の違い。



光を一緒に見て、その場で修正して、

「今のいい」「今の違う」を共有する。


この積み重ねが、

確実に“使えるスキル”を作っていく。



この経験が、

アラタさんのこれからの仕事につながっていくのが、

今から楽しみだ。


アラタさんとサポートしてくれたしずかさんと
アラタさんとサポートしてくれたしずかさんと

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加
bottom of page